動き出した中小企業のBCP
新価値創造へ
全国各地で、少しずつではあるが、中小企業がBCPに取り組む事例が出てきた。自動車メーカーなど大企業から策定を求められるケースが多いように思われがちだが、自主的な動きも少なからずある。彼らの目的は、自社ブランド力の向上や、安全で信頼される企業へのステップアップだ。
静岡県藤枝市で冷蔵倉庫業を営む焼津冷凍(松村勲社長)。近く発生が懸念される東海・東南海地震では数mから最大10mを超えるような津波が押し寄せると言われている。海岸沿いに比べ比較的に標高が高く、内陸寄りに位置する同社は、津波の被害には遭わないだろう立地の強みを最大限に生かすため、被災後も早期に事業を復旧させる準備を着々と進めている。
国際的な情報セキュリティのマネジメントシステム( I S M S :ISO27001)の認証取得を機に、BCPを構築しているのが広告制作会社の㈱セットインターナショナル(東京都千代田区)だ。社員数約60人の中小企業。同社では、報道発表前の新商品情報など企業の機密情報を扱うため、情報漏洩対策には早くから取り組んできた。その一環として、災害時にも重要業務を中断させない仕組みづくりを進めている。
(リンク後、右クリックでフルスクリーン表示できます。ページ上部のコントロールパネルで、印刷やページめくり、拡大表示等ができます)
|