災害で避難する際の持ち物について、現金や財布よりも携帯電話と答えた人の方が多かったことが、インターネット接続サイト大手ビッグローブの調査で分かった。ペットを飼っている人の約6割が避難所への同行を希望していることも分かった。
 調査は8月、スマートフォンを持つ全国の20~60代の男女1000人から回答を得た。複数回答を可能とした調査で、避難時に持っていくものは、1位が「携帯電話」(86.9%)で、2位が「お金・財布」(85.8%)だった。
 3位は「水」(62.0%)だったが、4位に「充電器」(56.1%)が入り、情報収集や連絡手段の確保を重視していることが明らかになった。西日本豪雨や北海道地震でも、避難者への充電サービスには長蛇の列ができた。
 災害時での不安は、「自身の安全」と「家族や知人との連絡」が同率(68.9%)で1位。以降は、「飲料水・食料」、「トイレ」が続いた。
 また、ペットを飼っている人の56.8%が「必ず一緒に避難したい」とする一方、ペットと一緒にいるために避難所に行かないと答えた人が10%おり、40代女性では30%に上った。 
 一方、「どうしたら良いか分からない」も17.7%いた。避難所ではペットをめぐるトラブルが絶えず、環境省は9月、「人とペットの災害対策ガイドライン」をホームページに掲載。事前にペットを受け入れる避難所を調べるなど、飼い主とペットの「同行避難」への備えを紹介している。(了)

(ニュース提供元:時事通信社)