※開催終了

被害状況の全体把握に有効なCOPの作り方を学ぶ

COP=Common Operational Picture(状況認識の統一図)

災害時に、関係組織が連携して対応にあたるためには情報共有を欠かすことはできません。
どこで、どのような被害が発生しているのか、それに対してどのくらい対応が進んでいるのか、被害状況すら確認できていない場所はないのかなど、災害の全体像を把握し共有しなければ、組織間で足並みを揃えることはできません。その際、役に立つのがCOP(状況認識の統一:Common Operational Picture)と呼ばれる手法です。被害状況の変化や、対応状況の変化を、色分けして「見える化」するなど、誰でも簡単に作成することができます。

今回のセミナーでは、COPの重要性を学んでもらうとともに、実際に参加者の皆様にCOPを作成していただきます。

講師は、欧米で使われているCOPを研究し、東日本大震災ではCOPを活用し災害復興を支援した京都大学防災研究所教授の牧紀男氏と、COPのプログラム化により組織の災害対応能力の向上を目指す株式会社レスキューナウ危機管理対応主席コンサルタントの秋月雅史氏です。

COPのイメージ

開催概要

日時:2014年12月3日(水) 13:30~17:30  (受付開始13時00分~)

会場:明治薬科大学剛堂会館ビル 1階セミナールーム

住所:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27
     印刷用地図

定員:150人

参加費:5000円(資料代含む)

プログラム

13:40~14:20

災害対応における情報共有の必要性とCOP活用のポイント


-ハリケーンカトリーナ、東日本大震災等での活用事例-

 京都大学防災研究所教授 牧紀男氏

14:20~14:50

企業におけるCOPの意味と活用事例


-COP描画ツール「Klotho」の紹介-

 株式会社レスキューナウ
       危機管理対応主席コンサルタント 秋月雅史氏 

14:50~15:10 質疑・休憩
15:10~16:40 COP策定ワークショップ
-実際にCOPを作ってみよう!!-

 株式会社レスキューナウ危機管理対応主席コンサルタント 秋月雅史氏

16:40~17:10 反省:総評