※開催終了

地球温暖化の影響により、年々激しさを増す台風。2013年にフィリピンを襲ったスーパー台風「ハイエン」は、6200人の死者と2万3000人の負傷者を出す大惨事となったことは記憶に新しい。なぜ台風は大型化しているのか? スーパー台風が日本を直撃したらどのようなことが起こり得るのか? その時までに企業は何を備えるべきなのか?

スーパー台風に関する研究で著名な名古屋大学地球水循環研究センターの坪木和久教授と、防災における「タイムライン」の日本国内における提唱者である環境防災総合政策研究機構(CeMI)環境・防災研究所副所長の松尾一郎氏に、スーパー台風に対して企業が備えるべき点について解説していただく。

開催概要

■日時:2015年7月17日(金) 14:00~16:30 (受付開始13:30~)

■会場:明治薬科大学剛堂会館ビル 1階セミナールーム

■住所:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27
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■アクセス:地下鉄有楽町線麹町駅1番出口から徒歩2分

■参加費:5000円

■定員:50人(先着順)

■主催:リスク対策.com事業部 

プログラム

14:00~15:00

【第1部】「地球温暖化に伴いスーパー台風はどこまで強くなるのか」

講師:名古屋大学地球水循環研究センター教授 坪木和久氏

1962年兵庫県生まれ。北海道大学地球物理学科卒。1990年同大学大学院理学研究科博士課程退学、1990年に理学博士。専門は気象学。1990年東京大学海洋研究所助手、1997年名古屋大学大気水圏科学研究所助教授、2001年同大学地球水循環研究センター助教授/准教授の後、2012年より現職。1998年より名古屋大学で雲解像モデルを開発し、台風や豪雨、竜巻などを中心に雲・降水システムの大規模シミュレーションを行うとともに、レーダや気球を用いた観測的研究も行っている。

15:00~15:15

休憩

15:15~16:15

【第2部】タイムライン防災が、企業の防災文化を変える

講師:環境防災総合政策研究機構(CeMI)環境・防災研究所
    副所長 松尾一郎氏

2013年に米国ハリケーンサンディ調査団メンバー(国土交通省・防災関連学会)として渡米。「米国版タイムライン」の存在を知り、国土交通省に提言。その後、日本版タイムラインを全国に普及するため、地域と協働し、三重県紀宝町台風等水害に備えた事前防災行動計画(タイムライン)策定検討部会座長、東京都大島町事前防災行動計画(タイムライン)検討委員会委員長として試行版を構築、国土交通省リーディングプロジェクトとして荒川下流および庄内川の事前防災行動計画(タイムライン)検討会座長もつとめる。その他、日本災害情報学会理事、東京大学生産技術研究所研究員。専門は、コミュニティ防災、防災情報、防災行動。

16:15~16:30 質疑

※プログラムは講師都合等により変更になる可能性があります。
※著しい悪天候や感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合、セミナーの開催を中止する場合がございます。その際は、前日の夕方までにメールにてお知らせします。
※お客様による 講演中の動画撮影、写真撮影、録音は全てご遠慮いただいております。


【お問合せ】      
新建新聞社 リスク対策.com事業部
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27 剛堂会館ビル5F
TEL 03-3556-5525
E-mail: risk-t@shinkenpress.co.jp