内閣府が7日発表した10月の景気動向指数(2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.9ポイント上昇の104.5となり、2カ月ぶりに改善した。台風や地震など災害の影響で生産、出荷が落ち込んだ前月の反動で、上昇幅は消費税導入前の1989年3月(3.8ポイント)以来、29年7カ月ぶりの大きさとなった。
 基調判断は「足踏みを示している」に据え置いた。 
 一致指数に関しては、前月と比較可能な7指標のうち6指標が改善。災害の影響で停滞していた鋼材やスマートフォン用電子部品の出荷が増え、自動車の生産や液化天然ガス(LNG)の販売も好調だった。
 数カ月後の景気認識を示す先行指数は0.9ポイント上昇の100.5となり、2カ月ぶりに改善した。(了)

(ニュース提供元:時事通信社)