豚やイノシシに感染する家畜伝染病「豚コレラ」が拡大している問題で、発端になった愛知県豊田市の農場と、昨年、岐阜県で確認された計6件のウイルスが同じ型であることが8日、農林水産省の調査で分かった。ただ、1月末に岐阜県で見つかったウイルスは別の型であることも判明した。
 農水省は、ウイルスの塩基配列を分析している。同省は愛知県田原市や長野、岐阜、滋賀、大阪で見つかったウイルスも詳しく調査し感染経路を解明していく。 
 同省は、豊田市の農場が岐阜県で確認された6カ所と50キロ以上離れているため、野生イノシシからの感染ではなく、豚を運搬する車両や、人を介した感染の疑いもあるとみている。
 同省は、1月末に判明した岐阜県のウイルスの経路についても調査を急ぐ。(了)

(ニュース提供元:時事通信社)