注目はBCMS規格
規格開発は WG1 ∼ WG5 に分かれて作業が進められている。その中で、民間組織を中心に特に動向が注 目されているのが WG4 が担当する事業継続マネジメントシステム規格 ISO22301 だ。

■WG1の活動


WG 1が受け持つのは、社会セキ ュリティマネジメントのフレームワ ーク文章の開発。つまり、全体の方 向性を決める役割も持つ。ちなみに、 WG 1のリーダーは日本で、議長を 名古屋工業大学大学院の渡辺研司教 授が努めている。同グループでは、 ISO22397 という官民連携のための指 針と、ISO22398 という演習・テスト 演習・テストの指針の2つの規格を開 発している。  

官民連携については、日本でも、災 害に備えて行政と民間企業が災害時応 援協定などを結んでいるが、これは契 約ではないため、必ずしも実効性を伴 うものではない。ISO22397 は、官民 連携において確実な実効性を持たせる ために配慮すべき点などを指針として まとめている。  

演習・テスト演習・テストの規格で ある ISO22398 については、 民間組織 ・ 公的組織とわず、日常的な演習・訓練 について、その具体的な方法を示して いる。例えば、目的の設定や参加者も 含めた運用の仕方、チェックのポイン ト、その他、ステークホルダーの洗い 出しなどについてまとめている。ISOが誕生するまでにはいくつかのステッ プを踏む必要があるが(図1) 、現在、ISO22398 については国際規格原案(DIS)という 段階まで来ている。

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