熊本支援に、みんなで力を合わせて取り組んでいます。

昨夜、兵庫県立大学の学生支援チームの第2陣が、神戸港から出発しました。今回は、馬場先生、青田先生の引率で、農業支援に取り組みます。兵庫県立大学は、ふるさと納税の仕組みを使って支援基金を募り、それを原資に持続的に学生の支援活動を援助していきます。

兵庫県からは、県立大学だけでなく、神戸大や神戸学院大、関学大などの学生が次々と被災地の支援に入っています。大学コンソーシアムひょうご神戸さんも、6月初めに学生ボランテイアバスを出されます。学生の支援の輪が広がりつつあることは、頼もしいです。

兵庫県は、熊本支援に関して、支援実績のある熟練ボランテイアチームに1回40万円の助成をすることになりました。いわゆる「大人ボラ」に対する支援です。それに対して、「若者ボラ」を応援したいということで、ひょうごボランタリープラザでは、イーライリーリーズさんの「とても大きなご協力」を得て、熊本支援に取り組みたいという学生や高校生などのチームに対して、1件20万円の助成をすることになりました。

大学の動きだけでなく、市町社協や青年会議所などを含む、市民団体の支援が大きく広がっています。神戸社協は言うまでもなく、被災地として過去に支援を受けた丹波社協も含め、市町社協がボランテイアバスを出すなどの取り組みを、積極的に進めています。市町社協が、被災地支援の先頭に立つというのも、兵庫方式だと自負しています。

いうまでもないことですが、被災地NGO協働センターや日本災害救援ネットワークはもとより、チーム神戸、希望の灯り、さくらネットなどの災害系の市民団体は、先頭に立って支援活動を展開しています。それぞれの素晴らしい取り組みは、各団体のホームページ等でお確かめください。

そうした災害系だけでなく、神戸まちづくり研究所、しゃらくといった、まちづくり系あるいは福祉系の市民団体が、ボランテイアバスを出す、現地に常駐職員を出すなどの支援を展開しています。日常的に市民力を強めそれを災害時に生かすという、兵庫方式も力を発揮しています。

こうした学生や市民団体の熊本支援の取り組みの全体像は、ひょうごボランタリープラザのホームページで見ることができますので、参考にしてください。なお、ひょうごボランタリープラザも、すでに3回の支援バスを出していますが、4回、5回と続けてゆくことにしています。