ナチュラルクリーニングってご存知ですか?

赤ちゃん家庭の安心おそうじ術として、NHKの「すくすく子育て」でも紹介されていましたね。内容は、放送をまとめた「すくコム」で詳しく書かれています♪

赤ちゃん家庭の安心おそうじ術 リビング
赤ちゃん家庭の安心おそうじ術 台所
赤ちゃん家庭の安心おそうじ術 おふろ トイレ
赤ちゃん家庭の安心おそうじ術 身のまわりのもの

この「すくすく子育て」に出演された講師の本橋ひろえさんは、お互いの子どもが小さいから知っているお友達です。

私が防災講座をはじめた初期の頃から講座を主催してくださったり、アウトドア講座に親子で参加してくださってはや数年。アウトドア水遊びの達人の域に達しておられます!

そんな、本橋さんのブログはこちら→「ナチュラルクリーニング」

今回は、かねてから気になっていた彼女の講座に参加してきたので、ご報告も兼ねて「災害時にもナチュラルクリーニングは使えるか?」ということについて、考察してみます。

私の答えは、「使える!」なんです。

重曹を髪に直接振りかけるのは絶対にNG‼

・・・・・なんですがその前に、こんな重曹の間違った使い方が、今回の熊本地震の際にSNSでまわってきました。「水がないなら、重曹を髪にふりかけて拭き取ればすっきりします!」というもの。ご覧になった方もいるのでは?でも、間違いですからね!しかも二重の間違いによって結論がでてきていると思われます。

まず、重曹はお湯に溶けてこそアルカリ性になり、たんぱく質や泥の汚れを落とすことができます。だから、時々ネットでみかける「重曹を消臭剤として置いておく」「ふりかけて、掃除機で吸い取る」などは間違いです。

「溶かさずに、汚れおとしや消臭の効果はありません!」と本橋さんは断言されます。そればかりか掃除機を傷める原因になるとか。靴箱に粉のまま置いても、気持ちの問題でしかないんですって。そう言い切る本橋さんは、化学科卒業で、洗剤メーカーで開発も行っていたリケジョ。説明に嘘がないです。

「ナチュラルなもの」。その気持ちはわかるけど、その説明は全く正しくないってものが、時々ありますよね。それが苦手な私にとって、ロジックの飛躍や嘘のない、本橋さんの科学的な説明が心地よいのです。

そんなわけで、重曹は、粉のままふりかけるだけでは全く意味をなしません。