5年かけ機能性を追求
先手が打てる災対本部の仕組み

5年がかりで「機能する災害対策本部」を作り上げてきた市がある。日本最初の都城、藤原京が造営された ことなどで知られる奈良県橿原市だ。情報収集の効率化と共有できる仕組みを追求し、危機発生時にも常に 先手が打てる体制を構築してきた。

2月7日、橿原市で、5年間の集大成とも言える 災害対策本部の図上訓練が行われた。奈良県北部を 震源とするマグニチュード 7.5 の直下型地震が発生 し、橿原市で震度7を観測するなど、県内の広い範 囲で強い揺れに見舞われたという想定のもと、災害 対策本部の対応をシミュレーションした。  

橿原市は、本庁舎が被災して使えなくなることも 想定し、市内の文化ホールに災害対策本部を設置す ることにしている。本部支援室のレイアウトは図1 の通り。別の部屋に、本部会議室が設けられること になっている。  

支援室は、各部長、班長が定期的に情報共有する ための調整会議用のテーブルが先頭にあり、次に作 戦本部にあたる統括本部班、情報班、資源管理班・ 庶務班がくる。それより後ろ(図では右側)は、いわゆる事案処理部隊となる。

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