被災者のメディア利用を制約したインフラ崩壊

東日本大震災では、地震・津波による停電や断線、中継基地局などの被災によって、被災者がメディアを利用するために必要な電気・通信インフラが破壊された。長期間、広範囲におよぶ停電や通信障害は、被災者のメディア利用行動にどのような影響を与えたのか−。総務省が昨年から今年にかけて実施した「災害時における情報通信の在り方に関する調査」(以下「情報通信の在り方調査」という)や日本民間放送連盟・研究所が昨年実施した「東日本大震災時のメディアの役割に関する総合調査」さらには東北電力などの公開資料を手掛かりに、その実態を探った。

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