2017/04/12
防災・危機管理ニュース
Q&A
Q: 核攻撃の際は、一人でいたほうが良いですか?複数人でいたほうが良いですか?
A: チームで動けるので、誰かといたほうが良いでしょう。みんなが休んでいる時や必需品を探しに行っている時は、順番に誰かが番をしてください。
Q: もし、家から離れた場所にいたら、ガンマ線の爆風からどうやって生き延びればよいですか?
A: 近辺のシェルターを探してください。シェルターが見当たらない場合は、頑丈な物の後ろで、地面に伏せてください。両手は頭の上におき、足をクロスさせて助かることを祈るしかありません。ただし、軽傷または重傷の火傷をおうおそれはあります。もし、柔らかい土が近くにあるならば、その土を掘って中に入れば、ダメージも最小限に抑えられます。
Q: 学校にいる時に核攻撃されたら、どうやって生き延びれば良いですか?
A: そのような状況に対応できる計画が学校では設定されているはずです。戦争や脅しなどで、攻撃されやすい場所として学校が挙げられるからです。多くの場合は、戦争や脅しがあった場合は、当局が自宅待機またはシェルターへの避難を指示するので、攻撃時に学校にいないと思われます。もし特定の学校で、どうしたら良いかを知りたい場合は、先生や職員に尋ねてください。
A: 核爆発の時は、丘に隠れるほうが良いですか?地下に隠れるほうが良いですか?
Q: 地下が良いです。丘だと、放射能の影響を受ける事になります。
A: 核攻撃時、車またはパスに乗っていたらどうしたら良いですか?
Q: 可能であれば、車で溝に突っこんでください。そしてうずくまり、溶けないような何かで肌が露出しないようカバーしてください。爆発後は、最寄りのシェルターに逃げ込んでください。
A: 地下でどのように生き延びたらよいですか?
Q: ドアや窓、継ぎ目の隙間をテープ、詰め物、厚みのあるブランケットなどでふさぎ、2-3時間ごとに交換してください。
A: 放射能レベルが、致死量でなくなるまでには、どのくらいの期間、地下に隠れている必要がありますか?
Q: 爆弾のタイプと、爆心地からの距離にもよりますが、一般的には最低でも2週間は外に出ないでください。
A: 家の中にいる時にいて、核シェルターが無い場合はどうしたら良いですか?
Q: 家の中で一番低い階にいてください。被曝量を抑えられます。
A: 核戦争が起こった際、地球上で一番安全な場所はどこですか?
Q: 中立国では、戦争時は、どの国も手を出さないはずです。
A: アパートにいる時、どのように核爆発の爆風から生き延びたらよいですか?
Q: 一番下の階にいてください(できれば地下)。そして、当局の指示に従ってください。
A: 井戸や下水道にいれば、身を守ることはできますか?
Q: どこにも行く場所がなければ、井戸や下水道のほうが、何もない戸外にいるよりも、身を守ってくれます。もちろん、そこでの食べ物や飲み物はどうするかも考えないといけません。
A: 核攻撃により、人は突然変異しますか?
Q: 突然変異の定義が何かにもよります。歴史上、人々は核攻撃または核事故に晒され、数日内に放射能中毒で亡くなりました。生き残った人々の子供には、軽度、重度の出生異常がみられました。しかし、この異常は突然変異ではありません。人間は、生物学的に、核攻撃を生き延びる力を備えてはいません。ですから、突然変異するだけの時間は無いのです。
A: 私の地域に核シェルターが無い場合は、どうしたら良いですか?
Q: 地下深い場所を探してください。そのような場所が無い場合は、最寄りの家に入ってください。そして、バスルームなど、窓が無い場所に逃げてください。
A: 戸外にいる場合、どのように核から生き延びれば良いですか?
Q: できるだけ離れた場所、低い場所に逃げてください。穴が無い場合は、穴をへ掘って、できるだけ深く入りこみ、体に覆いをしてください。
Q: シェルターとして、家に地下がありますが、家自体が、その上に倒壊してしまったら、どうしたら良いですか?
A: 地下室の上部を強化しておいてください。これで、その上の家が倒壊しても、生き延びることができます。そして、救助が来るまでの間、生き延びる事ができるよう、缶入りの食べ物やボトル入りの水を備蓄しておきましょう。
Q: 核攻撃を受ける確率はどのくらいですか?
A: 今後50年間が微妙なところです。実際、個人的には21世紀中に起こると思っています。
TIP(アドバイス)
・シェルター内にいる場合でも、全てのもの、特に食べ物は洗ってください。
・軍を探してください。バイオハザード防護服などを着ている人がたくさん来るはずです。彼らは敵ではありません。しかし、あなたの国の戦車、飛行機、その他の車両と、敵の物の違いは、知っておいてください。
・あなたが何をどのくらい持っているか、他人には知らせないでください。
・最新の政府指示、告知が出ていないか、留意しておいてください。
・防護服があり、また核兵器が使われているか、戦車がいるかを確認しなければいけない場合以外は、外に出ないでください。
・家庭用の核シェルターを事前に作っておいてください。核シェルターは、地下や倉庫を使って作ることができます。しかし、多くの新しい建物には、倉庫が無いので、コミュニティのシェルターや、自宅の庭にプライベート用の核シェルターを作ることを検討してください。
http://www.wikihow.com/Survive-a-Nuclear-Attack より転載
(了)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方