亀田製菓株式会社(本社:新潟県新潟市)とグループ会社の尾西食品株式会社(本社:東京都港区)は13日、非常食としての保存ができる「災害食用梅がゆ」を15日から官公庁や病院の備蓄用として発売する。

尾西食品は長期保存米飯「アルファ米」の製造販売をしており、両社が共同開発することで、5年間の賞味期間と品質に加えおいしさを実現した。販売は尾西食品が総代理店となる。

冷めても水とお米が分離せず、なめらかで食べやすい食感。国産コシヒカリを、当社独自の二度炊き製法でふっくらやわらかなおかゆに仕上げた。紀州ねり梅を使用し、ほんのりとした酸味がある。

日本災害食学会が示す基準を満たし、アレルギー特定原材料など27品目不使用。かむ力が弱まった高齢者でも安心して食べることができる、日本介護食品協議会のユニバーサルデザインフードとしての規格《舌でつぶせる》を満たしている。

内容量は200g。スプーンが付いている。小売価格はオープン価格。

(了)