次の巨大災害を予測
過去の発生履歴から危険性を探る

地震の長期予測が本格的に始まったのは阪神淡路大震災以降だ。平成7年7月、地震に関する調査研究の成 果が国民や防災を担当する機関に十分に伝達され活用される体制になっていないという課題意識のもとに、 総理府に地震調査研究推進本部が設置され(現・文部科学省) 、国を挙げて将来発生する地震を評価していくことになった。

地震の長期予測は、活断層や海底の地殻変動など の観測データに基づいて過去の地震発生履歴や発生 間隔を評価する形で行われている。ただし、東日本大震災後は、プレートの力がいかに変化しているか にも注目が集まっており、歪の分析により地震が発 生しやすい場所を評価するなど、中期的な予測も含 むようになってきたと言える。  

地震調査研究推進本部の地震調査委員会が 17 年3月に公表した「全国を概観した地震動予測地図」は、どこで、どのくらいの確率で、どのくらいの規模(揺れ)の地震が発生する可能性があるのかを、 主要活断層と海溝型地震に分け、初めて明らかにした。  

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