事前の転倒防止対策として有効な方法を解説

三井不動産と三井不動産商業マネジメントは、首都圏商業施設10会場で、防災啓発イベント「第6回 &EARTH 災害に負けない知識を学ぼう!~防災スタンプラリー~」を2月18日~3月5日にかけて順次開催する。時間は11~16時(最終受付15時30分)、参加費は無料。事前対策の重要性や災害時に対応するアイデアについて、クイズやワークショップによって親子で学べるもの。各ワークショップでスタンプを集めると防災テキストブックがもらえる。

今回のワークショップはNPO法人プラス・アーツが協力。同法人は子どもでも楽しく気軽に学べる防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」を企画し、防災知識や技の啓蒙に取り組んでいる。

「家具転倒防止ワークショップ」は、ミニチュア家具を使いながら、事前の転倒防止対策として有効な方法を解説する。

「サバイバル×キッチン」は、災害時にも使える食材や調理ツールについて、クイズを出題。災害時の食事について参加者に考えてもらいながら、具体的な備えを紹介する。

「サバイバル×ウォーター」は、災害の際、飲料水のほかに生活用水が不足する状況を伝え、日頃から備蓄する重要性を説明。水を確保するための知恵や運搬方法のアイデアを紹介する。

そのほか、地揺れを体験できる「地震体験車」や煙が充満した部屋の中を歩く「煙体験ハウス」など災害を想定したプログラムや、心肺蘇生法、AEDの使用方法を体験キットを使って学ぶことができる会場もある。

(了)