SCREENがBousaizの被害状況集計画面にコメントがつくと強調されるようなデザインへの変更や被害状況の報告をCSV形式で出力する機能を求めたのに対しても、標準機能としての改修を行い改善できたという。

本社と現地対策本部の合同演習(Bousaiz導入前)

SCREENでは、昨年11月からBousaizを使った数多くの演習を行っている。その回数は4ヶ月間で20回を超えた。「とにかく最初は使って慣れるしかない」と西原氏は話す。さらに日常的な連絡手段としてもBousaizを使い、習熟度を高めようとしている。

1月23日から京都や滋賀で雪が降り続き、彦根でも近年まれにみる60cmの積雪を記録したときにも情報伝達にBousaizが使われた。掲示版上に彦根事業所の写真が貼り付けられ、積雪状況などを共有した。「さすがにここまでの積雪だとは思わなかった。うまくBousaizの機能が生かされたケースだと思います」と西氏は明かした。

京都や滋賀で記録的な大雪が降った時も、情報伝達にBousaizが使われた

SCREENホールディングスでは今後も、本社災害対策本部、各拠点の現地対策本部、事業ごとの復旧対策本部で年に1回の個別演習さらに合同演習も実施する予定だという。「Bousaizが導入されたことで、ウェブ上で完結できる負担の少ない演習が実施できるようになりました。今後も演習で課題を洗い出し、改善を進めていきます」と西原氏は力を込めた。

 
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(了)