セキュリティに関する脆弱性情報を平日毎日メール配信するサービス「脆弱性TODAY」


NANAROQ株式会社は22日、セキュリティに関する脆弱性情報を平日毎日メール配信するサービス「脆弱性TODAY」の提供を開始すると発表した。セキュリティに精通した専門家が国内外の情報を収集し、日本語に翻訳して配信する。国内外の製品の脆弱性について、製品名・該当バージョン・深刻度を示す指標も示している。

日本時間の午前6時までに公開された脆弱性情報を国内外のサイトから収集し、分析・整理した上で、同日午後に配信する。US-CERTやJVNなどのポータルサイトを含む30以上のWebサイトを専用のツールを使ってチェックし、オープンソース・コミュニティから提供される情報も網羅している。テキストデータだけでなく、CSV形式で「脆弱性が存在するバージョン」「想定される影響」などの情報も提供する。

「提供する脆弱性情報は、コンピュータやネットワーク上でセキュリティの問題が起きていないかの監視や、解析・調査を行う組織CSIRT(Computer Security Incident Response Team)で研究・トレーニングに携わる専門家からも有用であると推奨されている。(同社が)現在開発中のCSIRT管理ツールと今後連携させることを予定している」(同社)。

価格は、一般法人が月あたり20万円(税抜き)で、法人内での再配布・転送は自由。グループ会社向け、大学・自治体、セキュリティ・コンサルティング会社向けについては問い合わせとなる。

■ニュースリリースはこちら
http://www.nanaroq.com/news/news20170322.html

(了)