北区内の地図上で場所を選んで、浸水のシミュレーションを見ることができる

NTTタウンページは3月31日、「タウンページ」別冊として発行している東京23区各区の「防災タウンページ」のアプリ版「防災タウンページアプリ」で、これまで避難マップを提供していた23区南西エリアに加え、新たに北東エリアも提供開始し、さらに「自治体コンテンツ」を新設すると発表した。23区全ての避難マップを見ることができ、ダウンロードにかかる時間も短縮した。自治体コンテンツの第1弾として北区と連携。区内の浸水シミュレーションを見ることができるなど、自治体独自のコンテンツを発信する。

23区全ての避難マップを見ることができる

新たに避難マップを提供するのは、足立区、北区、墨田区、台東区、江戸川区、豊島区、板橋区、江東区、葛飾区、文京区、荒川区、練馬区の北東エリア12区。これまでは南西エリアの大田区、品川区、渋谷区、新宿区、杉並区、世田谷区、中央区、千代田区、中野区、港区、目黒区の避難マップを見ることができていた。あらかじめダウンロードしておくことで、災害時に通信が困難な時でも、避難場所や災害時用公衆電話の設置場所などをオフラインで確認することができる。

指定した自治体からの情報や全国の警報・注意報をプッシュ通知で受信するほか、国の直轄河川の浸水ハザード情報をマップ上で確認することもできる。

北区内に設置しているライブカメラ画像をリアルタイムで確認できる

「自治体コンテンツ」では、北区内で想定されるの浸水ハザード情報を、実際の景色画像に重ねて表示する拡張現実(AR)を使って見ることができる。区内に設置しているライブカメラ画像をリアルタイムに確認でき、区発行の「洪水ハザードマップ」や「土砂災害ハザードマップ」、災害時のリスクについての情報もまとめて見ることができる。区内に設置されているスピーカーから流れた防災行政無線の内容を放送直後から確認でき、新しいものから順番に最大18件まで見ることが可能だ。

■ニュースリリースはこちら
http://www.ntt-tp.co.jp/release/?p=9193

(了)