7割の企業が評価をしてない

ISO22301の要求項目に基づいて調査

日本企業の事業継続マネジメントシステム(以下、BCMS)の取り組みを、国際規格ISO22301の要求項目と照らし合わせたところ、「評価」や「改善」についてほとんどの組織が実施できていない傾向が本誌の実施したアンケート調査の分析結果から明らかになった。特に、評価については7割の企業ができていなかった。調査に協力したNECシステムテクノロジーのBCPコンサルタント・森徳行氏は「単に評価の方法がわからないという表面的な問題ではなく、そもそも計画の策定時においてBCMSへの取り組みが評価できるほど目的や目標が明確になっておらず、経営トップも関与していないためマネジメントレビューができないなど、計画の甘さやリーダーシップの無さがBCMSを“骨抜き”にしている」と指摘している。国際規格の認知度が広まりつつある中、根本からBCMSへの取り組みを見直す必要がありそうだ。

本誌は、今年9月にNECシステムテクノロジーと共催で「ISO22301レベル診断&解説セミナー」を開き、この中で、参加者に対して自社のBCMSへの取り組み状況をアンケート調査し48社から有効回答を得た。このうち、記事にすることへの承諾を得た36社の回答をまとめた。 

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