災害時の非常用電源・燃料調達戦略最前線

2017年5月30日(火曜日)、全国町村会館2Fホール(千代田区永田町)で開催

■東日本大震災・熊本地震の対応を踏まえた
 災害時石油供給の円滑化に向けた取組(経済産業省 資源エネルギー庁)
■電源多重化による食品供給の継続について(森永乳業)
■災害時の燃料調達を支援するソリューション紹介

東日本大震災では燃料調達がストップし、ガソリンスタンドに長蛇の列ができました。南海トラフ地震、首都直下地震が発生した場合、最大で70%の製油がストップする可能性があるとする研究もあります。燃料が足りなければ、事業継続に必要な電力を賄うこともできません。災害時のBCPには「誰が、何を、どこから、いつ、どのくらい、どのように」を明確にした具体的な非常用電源と燃料調達戦略が必須となります。本セミナーでは、東日本大震災から6年を経過した「非常用電源・燃料調達戦略最前線」を探ります。

概要

■開催日:2017年5月30日火曜日
■時間:13:30~17:00(予定)/受付開始:13:00~
■会場:全国町村会館/2階ホール
■住所:東京都千代田区永田町1-11-35
■アクセス:有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」3番出口徒歩1分
      丸の内線・銀座線「赤坂見附駅」徒歩8分
■地図:http://www.zck.or.jp/kaikan/access/
■主催:リスク対策.com(株式会社新建新聞社)
■定員:150人(全席シアター予定)
■参加費:無料(事前登録制)
■講演資料:5000円(税込/希望者のみ)
 ※投影資料と異なる場合があります。
 ※講師都合により有料販売資料に含まれない場合があります。

プログラム

13:35
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14:20

講演① 45分
東日本大震災・熊本地震の対応を踏まえた
災害時石油供給の円滑化に向けた取組

講師:経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部
   石油精製備蓄課 石油備蓄専門職 榎本沙織氏

昨年4月、震度7を連続して2回観測し現地に大きな被害をもたらした熊本地震。国は、東日本大震災以降整備した石油備蓄法に基づく「災害時石油供給連携計画」を実施したほか、新たな試みとして「プッシュ型」の支援を実施しました。東日本大震災以降、政府の緊急石油供給はどのように変わってきたのでしょうか。講師から、今後の課題も含め解説していただきます。

14:25
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14:40

ソリューション紹介① 15分
東日本大震災や熊本地震などの
被災地支援活動から得た燃料調達のポイント

 

講師:シューワ株式会社 BCP事業部
   執行役員兼事業部長 中井正隆氏

災害時や緊急時に最優先で燃料を供給するサービスを展開するシューワ株式会社。震災などで石油コンビナートの被災や交通網の寸断で燃料供給が途絶し、ガソリン不足が生じ、企業の事業継続にも大きな影響を与えかねない「災害時の燃料調達(確保)」について、熊本地震の被災地支援活動や過去の震災の教訓を踏まえ、企業が講じるべき対策のポイントを紹介します。

14:45
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15:00

ソリューション紹介② 15分
被災地に自社専用の給油所を立ち上げる
「ヨコレキ流」燃料サプライチェーンについて

 

講師:横田瀝青興業株式会社 
   代表取締役 横田勝好氏

災害時における燃料調達の計画立案に苦慮していませんか?なぜでしょう。それは、多くの課題があるにもかかわらず不確実な要素が多いからです。あてにしていた出荷設備やガソリンスタンドが機能しないかもしれません。燃料は簡単に備蓄したり、他のもので代用することもできません。災害時であっても外部から調達し、さらに使用できる状態にしなければなりません。当社は、企業が検討すべき課題を明確にし、より確実な燃料調達のヒントを提案します。

15:00
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15:15

休憩

15:15
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15:30

ソリューション紹介③ 15分
実効性が高い「燃料調達BCP」の策定方法
―燃料確保と燃料供給体制の最前線―

 

講師:平野石油株式会社 代表取締役 平野賢一郎氏

東日本大震災、常総鬼怒川堤防決壊、熊本地震など大規模災害の連続発生により、災害時における燃料確保と供給体制について、より一層注目が集まっています。燃料配送のプロフェッショナルである我々が、過去の災害での経験をもとに燃料確保と供給体制の問題点及び解決方法について提言させて頂きます。

15:35
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16:20

講演② 45分
災害時でも乳製品の製造を絶やさない!
電源多重化による食品供給の継続について

 

講師:森永乳業株式会社 生産部生産技術課
   環境対策グループ長 遠藤雅人氏

森永乳業東京多摩工場では、国民生活にとって不可欠な牛乳・ヨーグルト・育児用粉乳などを製造。これらの製品は生鮮食品であるため作り置きができず、必要な時に必要な量を供給する必要があります。同工場ではガスタービン、ガスエンジンの2台のコージェネレーションシステムに加え商用電力の3種類の電源を確保。災害時など商用電源の供給が途絶えた場合でも互いに補完させ、食品供給を継続する体制を整えています。同社のBCPにおける電源多重化についてご紹介いたします。

16:20
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16:30

質疑

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