特集1データから読み解く

多様な人材の潜在力を引き出す
リーダーシップの理想像

組織が危機管理リーダーに求めている役割、資質はどのようなものだろう。インターリスク総研が行った調査では、多くの企業がリーダーの行動スタイルとして「多様な人材の潜在力を引き出し、協業を促進させるファシリテーター型リーダー」を求めている傾向が明らかになった。さらに、平常時と緊急時ではリーダーに求められる資質・特性に違いがあり、経営層と管理層でも期待するリーダーシップに違いがあることが分かった。

インターリスク総研が2012年2月に発表した「組織パフォーマンス向上への取り組みに関する日本企業の実態調査報告書」日本の企業が求めは、る危機管理リーダー像を知る上で参考になる資料だ。報告書は2011年7月~8月に、日本国内の全上場企業を対象に行ったアンケート調査結果をまとめたもの。事業継続や危機管理など緊急時におけるリーダーの資質・特性や、経営層管理職に求められる・リーダーの資質の違いなどについて言及されているのが大きな特徴だ。

3.11におけるリーダーシップ 
東日本大震災では、地震や津波などによって被災しながらも、(事BCP業継続計画)を発動するなど早期に事業再開を果たした企業がいくつもあった。報告書によると、「東日本大震災の影響により、事業が一時停止したものの、速やかに事業再開が可能となった企業に共通する要因は何か」との問いに対し、リーダーシップの発揮(54.4%)、組織力(56.1%)との回答が、それぞれ過半数以上を得る高い数字となった(図表1)。

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