防災ノートを持って親子で防災体験館への来場を呼びかける(写真は本所防災館の地震体験コーナー)

東京都教育委員会は13日、7月1日~9月30日までの「防災ノート活用月間」について発表した。都内7カ所の防災体験施設のほか、2日間限定で日野市の多摩動物公園でも小学生と保護者向けに親子防災体験を実施。都内児童向けに配布している防災ノート「東京防災」を持参したうえでの来場を呼びかける。

親子防災体験の参加対象は都内小学校、小中一貫校である義務教育学校の前期課程および特別支援学校の小学部に通う児童と保護者。防災体験施設は東京消防庁の池袋防災館(豊島区)、本所防災館(墨田区)、立川防災館(立川市)と消防博物館(新宿区)、そなエリア東京(江東区)、しながわ防災体験館(品川区)、東京都北区防災センター(北区)。いずれも入館無料。

多摩動物公園での実施は8月11~12日。入園料は小学生が無料で保護者が600円。東京消防庁の協力で起震車による地震体験などが行われる。

また都内中学1年生全員を対象に「防災標語コンクール」を実施する。防災ノート「東京防災」と防災ブック「東京防災」で学んだ内容を基に、防災ノート26ページに標語とその標語を考えた理由を記入し、学校に提出する。各学校の優秀賞に選ばれた受賞者に表彰状を授与。また防災標語を印刷したのぼりが学校に配布される。

■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/06/13/03.html

(了)

リスク対策.com:斯波 祐介