被災地の状況報告をノート機能で行う(提供:フェイスブック)

フェイスブックは15日、「災害時情報センター」に新たな機能を追加したと発表した。災害やテロ、事故が起こった際に避難所や食料の配布先、移動手段などを探したり、提供したりできる「コミュニティヘルプ」をスマートフォン以外にパソコンでも利用可能にした。また、災害時情報センターに「ノート」機能を追加。被災地の情報を友だちに伝えられるようにした。

災害時情報センターでは、自分の安否を友だちに伝えることができる。無事を報告すると、ニュースフィードに自動的にノートが表示され、被災地や事件・事故現場で起こっていることも具体的に伝えられるようにした。さらにユーザーが受けられる情報を充実させるため、世界の災害情報を提供する米国のNC4社が災害情報を配信する。

フェイスブックによると過去2年間で災害情報センターは災害などが起こった際に600回以上起動。安否確認の通知は10億回以上発信されたという。直近では14日の英国・ロンドンでのタワーマンション火災でも起動した。

■ニュースリリースはこちら
https://ja.newsroom.fb.com/news/2017/06/announcing-updates-to-safety-check/

(了)

リスク対策.com:斯波 祐介