α米とフリーズドライの見分け方、ご存知ですか?

それはできあがりの時間です。α米のごはんだと、熱湯を入れて15分程度でできあがりが通常ですが、フリーズドライのごはんは、同量だと3分熱湯に入れるだけ。インスタントラーメンと同じ程度の調理時間なのです。

左はα米、右はフリーズドライの調理時間(画像提供:あんどうりす)

調理時間の説明を見たら、α米かフリーズドライかの違いは一目瞭然です。ではなぜ調理時間が違うかというと、製法が異なるからです。

α米は、お米のでんぷんがアルファ化しておいしくなった時に、熱風で乾燥させます。このタイミングの調整や保管のアルミ袋が発達したおかげで、普通のごはんとの違いがわからないと言われるくらい美味しいごはんが出来上がるようになっています。

こちらはα米。パッケージをみただけでは違いはわかりにくい(画像提供:あんどうりす)

フリーズドライは、まず冷凍によって具材の水分を氷にします。次に気圧を下げると、沸点が低くなっているので、氷は水にならずに気化します(昇華)。それによって、水分がなくなりドライな状態で保管できるようになっています。フリーズドライは氷があった場所には穴が空いたようになっていて、そこに水分が補充されると元の状態に戻りやすいのです。

熱風乾燥のα米の方が、水分は保持されているので、フリーズドライの方が重量が軽いという違いもあります。またフリーズドライのほうがお米が柔らかめにできあがります(個人による体感差あり)。

違いを知っていると、災害直後はまずフリーズドライで素早く作る。落ち着いてきたらα米を作るというのもありかもしれません。