2017/10/13
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
(いじりその3)空気椅子は大変だ
このページは中高生向けの講座で使うと人気です。筋トレ現役世代だからでしょうか?駅で地震にあったら、落下物から身を守ることと、ホームへの転落しないよう近くの柱に移動とのことです。東京都のラッシュ時は人が多すぎるので、柱には近づけないかなと思ういじりはとりあえず置いておきます。
でも、せっかく近づいた柱なのですが、しがみつくわけではなく、左から2番目の男性と右から2番目の女性、「空気椅子」のポーズをとっています!
地震時に空気椅子ってチャレンジ精神旺盛すぎるかもしれません。左の男性は、まだ柱によりかかった空気椅子ですが、右の女性は背後に女性がいるので、本物の空気椅子です。しかも、両手は頭の上に乗せているので、バランスを取るのが難しい状況です。ぜひ、お近くの防災館で地震体験をする際、この両手を上にあげて空気椅子が可能かという実験もしていただきたいです。可能な方は、図のポーズが可能な方ということになります。
ところで、ホームの高さというのは、1m以上あります。落ちると衝撃を受けますし、電車がやってくる危険もあります。ホーム近くにいたら、落下物より転落防止を優先するという事もあると思うので、無理に手を頭に乗せなくてもいいかもしれません。
そして、何より、空気椅子をする意味がやっぱりどうしてもわからないのですが、誰かご存知でしたら教えてください!!
図では8人中2人が空気椅子の達人です。実に25%です!もしかすると、4人出会うと1人はこの技ができる国、すごいぞ日本!さすが忍者の国!という諸外国へのPRも兼ねているのかもしれません!
駅ホームで両手を上にあげて空気椅子をする意味とは?
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方