成熟した日本の諸課題を産業創出に

工学博士、プラチナ構想ネットワーク会長、三菱総合研究所理事長、元東京大学総長(第28代)
小宮山宏氏

人類史の転換期にいる現代人
いま、人類は大きな節目の只中にいると思います。したがって、東北の復興というのは、ただ復旧する=昔に戻すだけでは不十分で、新しいもの、価値ある社会を創造することが必要ではないかと思います。 

世界の1人当たりGDPの推移を見ると、1000年前には国家間でほとんど差が無く、皆、等しく食うや食わずの時代でした。それがどこで変わったかというと産業革命によってです。今は世界の200人のうち1人が農業をやれば、人が食べる穀物ぐらいは作れるようになりました。   

その高い生産性をいち早く手にしたのが、英国をはじめ、日本を含めた先進国です。それ以外は植民地になってしまいました。それが20世紀の終わりからのこの20年で、途上国が先進国に急激に接近してきています。

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