2017/10/20
防災・危機管理ニュース
気象庁は18日、南海トラフ地震についてのポータルサイトを開設した。11月1日から新たな情報発信を行うことから、南海トラフ地震の説明のほか新体制の周知も行う。
気象庁では11月1日からマグニチュード(M)7以上の地震など南海トラフ沿いで異常な現象を観測した場合に、南海トラフに関連する情報の臨時情報を発表。また月1回のペースで「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の定例会合を開き、そこでの調査結果は定例情報として発表する。気象庁から臨時情報が発表された場合、内閣府防災担当が関係省庁の職員を招集し、関係省庁災害警戒会議を開催する。
気象庁ではポータルサイトで南海トラフ地震の基礎知識や想定される震度や津波の高さなどのほかに、この情報発表の仕組みについても掲載。国民への周知を図る。
■ニュースリリースはこちら
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/index.html
■関連記事「南海トラフ対策、予知不能前提で新体制」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/3793
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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