3.11を契機に連携を強化

株式会社リコー

災害が起こると原材料や部品の調達が困難になり製品の生産が停止する。サプライチェーンの寸断は分業化が進んだ今、どの企業も抱える問題だ。リコーグループは国内外に広がったサプライヤーとBCP連携を強化し、生産を早期再開できる体制づくりに挑んでいる。

「東日本大震災では通常通りのオーダーに完全に対応できるまでに7カ月かかりました。原材料や部品の調達から製品の輸送までサプライチェーン全体のBCPが求められています」と語るのはリコー内部統制室・TRM推進グループの荻原毅氏だ。リコーは東日本大震災で現地の生産ラインが被災した。旧東北リコー(宮城県柴田町、現リコーインダストリー東北事業所)は天井が落下し、固定されていた大型の貯水タンクが飛び上がり大きく移動するなど、施設も甚大な被害を受けた。 

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