池袋駅周辺での大規模な実運用を開始

Coaido(コエイド) 株式会社は26日、豊島区・池袋エリアで実装を開始している次世代119アプリ「Coaido119」(コエイド119)の一般利用者登録を11月1日より開始すると発表した。119番通報と同時にアプリの受信登録をしている医療有資格者や救命講習受講者、AED設置者にSOS信号を届けることができる緊急情報共有アプリ。事前に登録したAED設置施設に自動電話がかかる「AEDエリアコール」とも連動していて、救急車到着まで市民による迅速な救命処置を促す。利用は無料。

豊島区で実装する計画において3月に経済産業省「3回IoT Lab Selection」でグランプリを受賞したアプリで、8月にIPA(独立行政法人情報処理推進機構)と「第3回先進的IoTプロジェクト支援事業」の委託契約を締結し、豊島区・池袋での先行利用を進めてきた。10月24日時点で、AEDエリアコール受信登録をしたAED設置施設は27施設。11月1日以降は一般市民も登録し利用できる。

登録可能エリアは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県で、SOS発信可能エリアは池袋駅から半径1㎞。池袋に在住・在勤・在学者や池袋を利用する者が受発信者として利用可能となる。池袋駅周辺での大規模な実運用を開始することにあわせ、31日に一般利用者を対象にしたアプリ体験ワークショップを豊島区の後援で開催する。当日はアプリの説明だけではなく、実際にアプリを利用した実働訓練を体験できる。

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000010906.html

(了)

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