クリスマスツリーもサンタさんも、もちろん災害時用の食器も全部折り紙で作っちゃおう!


「角香箱(つのこうばこ)」折り紙"Box" origami(出典:Youtube)

もっともメジャーな食器型おりがみであるのに、「角香箱」というネーミングが雅ですよね。災害時に雅な食器が作れると心が癒されそうです♪

でも、雅な角があるため、入れ物としての容量が落ちてしまいますし、正方形の紙しか使えないという難点もあります。そこで、どんな形の紙でも作れる長方形の箱もマスターしておきたい技のひとつです!


おりがみ「かんたんな長方形の箱」の作り方 Origami easy rectangular box(出典:Youtube)

動画を見ながら作るのは苦手という方はこちらの製品がおすすめです。折り紙にインスパイアされているのは、海外の方だけではありません。日本製で防災用品としても販売されている防水の折り紙があります。

日本でも販売されている「非常用食器折り紙」(画像提供:あんどうりす)

こちらはストーンペーパーと高密度ポリエチレンでできており、熱湯も漂白もOKで再利用もできます。中に折り方が書いた紙が入っています。価格も手をだしやすい価格なのも嬉しいですね。

ただ、成分の炭酸カルシウム(石灰石)は酸と混ぜると、二酸化炭素になりますので、酸が入っているジュースやスポーツドリンクなどを入れると溶けてしまいます。

災害前に、あえて酸を入れたらどうなるのかの実験をしておいて、災害時にはペーパー上の知識ではなく、身をもって体感した当然の知恵として、使いこなすというのもありかもしれませんね!

さて、せっかく食器のお話なので、こちらも防災用品としておすすめです。それは焼き芋作りに人気の黒ホイル。


黒ホイルでの焼き芋の作り方(出典:Youtube)

私も作ってみましたが、20分前後のトースター加熱でさつまいも消費量が増える、ほくほくの甘さに感動しました♪

さつまいもが甘くなる70度をキープできる仕組みなのですが、このホイルを使うと時短にもなるという事でいろんなレシピがネットでも紹介されています。時短になるってことは災害時にも役立つってことですよね!

ということで、折り紙の話題に戻りまして、せっかくのクリスマス、オーナメントに鶴は使わないにしろ、折り紙でできるサンタとかトナカイなども紹介されてますので、この機会に折ってみるのはいかがでしょうか?


Japanese Origami「Santa Claus」簡単!サンタクロースの折り方 (出典:Youtube)


折り紙:クリスマスツリー (出典:Youtube)

クリスマスは祝わないという方も、お正月飾りを折り紙で作るというのも素敵です。

いろんな場面で折り紙遊びをして、災害時にも食器を作れるようになってほしいですし、それだけではなく、折り紙を利用した商品をもっと開発して、日本から、世界中にアピールできるようになればいいなと思っています!!そんな潜在能力を持った人が増えますように!

(了)