ニッポン高度紙工業株式会社

高知市春野町に本社を構えるニッポン高度紙工業は、エレクトロニクス製品には欠かせない「アルミ電解コンデンサ用セパレータ」というパーツにおいて世界トップシェアを誇る企業だ。オンリーワンの供給責任を果たすため、鳥取県に代替拠点を構えるなどBCPを強化する一方、2012年には高知市と協定を結び、災害時には工場の屋上を、社員含め地域住民1250人の避難場所として開放することを決めた。

家電から産業用大型機器まで、エレクトロニクス製品には欠かせない部品である電解コンデンサは、テレビやビデオ、自動車に搭載されるマイコンなどあらゆる電気製品に使われており、流れる電流の性質によって通過させたり、阻止する機能がある。ニッポン高度紙工業はこのアルミ電解コンデンサ用セパレータで国内95%、海外60%のシェアを持つ。もともと高知県は、古くから和紙の生産が盛んで、「土佐和紙」と言えば平安時代の朝廷への献上品としてその名前が出てくるほど歴史は古い。

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