組織対応力を高めるノウハウを一挙公開!
日米の権威がサイバーセキュリティ対策の最前線をご紹介

近年、サイバー攻撃が急速に複雑・巧妙化しているなか、サイバーセキュリティ対策の強化は国民が安全で安心して暮らせる社会の実現のために、国を挙げて取り組むべき最重要課題の一つとされています。政府のサイバーセキュリティ戦略本部が策定した「サイバーセキュリティ2017」では、2020年及びその後を見据え重点化を図るべき分野として、IoTシステムのセキュリティ確保などとともに、セキュリティマインドを持った企業経営の推進、経営層から実務者層までの意識改革、サイバーセキュリティ人材の育成、サイバーセキュリティ産業の振興、世界各国との協力・連携等が挙げられています。

本セミナーでは、組織を脅かす脅威として対応が求められるサイバーセキュリティ対策にスポットをあて、日・米の権威からサイバーセキュリティ対策の最前線の現況と組織対応力を高めるノウハウについてご紹介頂くとともに、アライドテレシスの新たなサイバーセキュリティ事業のご紹介を行います。

概要

■開催日・時間:
【セミナー】
 2018年3月6日(火曜日)13時00分~17時30分(受付開始:12時30分~)
 ※セミナー終了後、情報交換会を開催
【デモンストレーション】
 2018年3月7日(水曜日)14時00分~16時00分(受付開始:13時30分~)
■開催場所:
【セミナー】グランドプリンスホテル新高輪3F「天平」
【デモンストレーション】東京ベイ有明ワシントンホテル3F「アイリス」
■住所:
【セミナー】〒108-8612 東京都港区高輪3-13-1 地図
【デモンストレーション】〒135-0063 東京都江東区有明3-7-11 地図
■参加費:無料(事前登録制)
■主催:アライドテレシス株式会社
■共催:リスク対策.com(新建新聞社)
※セミナーとデモンストレーションの日時、開催場所が異なりますのでご注意ください。

セミナープログラム(予定)

開会挨拶 13:00~13:10

基調講演 13:10~14:40 ※通訳あり
  (仮)サイバーレジリエンスの構築 ‒金融市場の事例を含めて

 
 
 
 
 

 講師:President of Norwich University Applied Research
    Institutes (NUARI) Mr. Philip T. Susmann

サイバー攻撃は組織に多大な損害を与えています。特に重大な影響が出るのは金融市場のネットワークといえるでしょう。ハッカーは、銀行や証券取引所、証券会社等の内部業務を熟知し、その手口は巧妙さを増しています。攻撃の影響を最小限に抑えるためには、自らの組織を保護し安定性を保証する対策と復興計画を策定しなければなりません。NUARIは2008年より金融市場向けの研修プログラムを構築、実施しており、その他の組織を含め数多くの研修を実施しています。これら10年にわたる経験とベストプラクティスから得た識見を発表いたします。

米国ノーリッジ大学と米国国防総省が共同設立したノーリッジ大学応用研究機関企業 会長。米国のサイバーセキュリティ戦略のキーマンとして米国内はもとより国際的に活動。

講演① 14:40~15:20
  サイバー攻撃の動向と日本の大学におけるサイバーセキュリティ教育 

 

 講師:東京電機大学サイバーセキュリティ研究所
    所長 佐々木 良一 氏

サイバー攻撃に関する最近の動向を、脅威の種類の変化、攻撃対象の広範囲化、主要攻撃者の変化などの面からご紹介いたします。あわせて、東京電機大学で社会人並びに大学院生向けに実施している6科目からなる「国際化サイバーセキュリティ学特別コース」(CySec)を中心に、日本の大学におけるサイバーセキュリティ教育の現状をご紹介いたします。今後のセキュリティ教育・人材育成のあるべき姿についても言及いたします。

昭和46年3月、東京大学卒業。同年4月、日立製作所入社。システム開発研究所にてシステム高信頼化技術、セキュリティ技術、ネットワーク管理システム等の研究開発に従事。平成13年4月より東京電機大学教授、工学博士(東京大学)。平成14年情報処理学会論文賞受賞。平成19年・平成29年総務大臣表彰など。著書に「ITリスクの考え方」岩波新書2008年等。日本セキュリティ・マネジメント学会会長、内閣官房サイバーセキュリティ補佐官等を歴任。

休憩 15:20~15:30

講演② 15:30~16:10
 サイバーセキュリティ情勢と対策

 
 
 

 講師:内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)
    基本戦略グループ 上席サイバーセキュリティ分析官
    仲間 力 氏

情報技術の進展は、社会に大きな利益をもたしている反面、サイバー空間に関連した新しい問題を次々と生起させています。従来からの個人情報漏洩や国家主導型サイバー攻撃・侵入に加え、フェイクニュースによる世論操作や大量個人情報収集に伴うプライバシー等の問題が大きくなっています。
これらの変化を中心に情勢を分析し、セキュリティ上の問題点を整理したのち、組織として実施すべきサイバーセキュリティ対策について議論いたします。このうち特に企業が実施すべき技術的対策について考察いたします。

講演③ 16:10~16:50
 アライドテレシスグループのサイバーセキュリティ研修事業

 
 

 講師:アライドテレシスアカデミー株式会社
    代表取締役社長 小林 忍 氏

アライドテレシスアカデミーが提唱する、新人からCSIRTディジタルフォレンジック技術者に至るまでの体系だったサイバーセキュリティ研修マップをご紹介いたします。なかでも、長年にわたり大学の授業や、社会人向けにオンラインで提供されてきたコンテンツ群との連携と、米国国防総省(DoD)との共同出資にて米国大手企業向けに提供されているサイバーアタック防災訓練(Decide-Platform)ツールをご紹介いたします。

愛媛大学工学部卒。大手電機メーカー就業後、LSIメーカーR&D、大手ネットワーク機器メーカーSE、ベンチャー企業を経て、現職。IT分野の最新技術動向と教育・研修を併せた事業に従事。サイバーセキュリティ分野では、総務省CYDERプロジェクトでの人材スキル項目作成を主に担当。

講演④ 16:50~17:30
 ぺネトレーションテストラボについて

 
 

 講師:アライドテレシス株式会社
    ビジネスデベロップメント部 部長 中島 豊 氏

アライドテレシスでは“サイバーセキュリティ”対策として、2016年からSecureEnterpriseSDNなど、各種セキュリティ製品と連携し感染端末を自動検疫隔離するといった企業向けセキュリティフレームワークソリューションをリリースしてきました。そして本ソリューションの有効性を実際のマルウェアを使って検証するセキュリティラボをアライドテレシスに設立いたしました。サイバー攻撃には多層化防御が必須です。マルチベンダー製品それぞれの検知システムを有効に利用し、予防効果とともに被害の最小化を図る堅牢なネットワークシステムをこのラボにて検証していきます。そして、昨今のウィルスとその動作をラボにて研究することにより、脆弱性の有るシステム・ネットワークをさぐる有効なペネトレーションテストツールも作成する予定です。本セミナーでは実際の攻撃手法とその防御策をご覧いただきます。

情報交換会 17:40~

※プログラム・タイムスケジュールおよび講師は、都合により変更になる可能性があります。
※主催企業の同業他社様のご参加はご遠慮下さいますようお願い申し上げます。
※著しい悪天候や感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合、セミナーの開催を中止する場合がございます。その際は、前日の夕方までにメールにてお知らせします。
※許可のない動画撮影、写真撮影、録音は全てお断りさせていただきます。

※ご登録いただく個人情報については、適切に管理いたします。なお、取得した個人情報は、主催者のアライドテレシス株式会社および共催社のリスク対策.comのそれぞれの「個人情報の取り扱い」により、各社で共有いたします。このほか、セミナー内容の改善・向上を図るため、講師に開示させていただく場合があります。ご同意の上、お申し込みをお願いいたします。

 

〔本セミナーに関するお問い合わせ〕
アライドテレシス/サイバーセキュリティセミナー開催事務局
新建新聞社 リスク対策.com
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27 剛堂会館ビル5F
TEL03-3556-5525   E-mail: riskinfo@shinkenpress.co.jp