Googleのホームページに飛ばすアイデアも

厳しい残暑が続く8月の末、ヤフー本社が入居する港区の東京ミッドタウンでは、大規模な実働訓練が行われた。首都直下地震により東京全体が大きな被害に見舞われ、ミッドタウンでも震度6強の揺れにより事業の継続が困難な状況に陥ったとの想定で、被災者の救出、被害状況の確認、そして主要事業であるYahoo!Japanトップページの運営を北九州の支社で継続させるというもの。訓練は、代表取締役社長(CEO)、最高執行責任者(COO)をはじめ、全社員のうち9割が参加する規模で行われた。


2011年の東日本大震災では、ヤフー本社が入居する東京ミッドタウンも大きく揺れ、窓ガラスにひびが入ったり、本棚が倒れ、さらにボヤ騒ぎまでが起き、全社員が隣接する檜町公園に一時的に避難することを余儀なくされた。そんな中でも、当時の井上雅博社長のもと、社員はノートパソコンやスマートフォンにより、ヤフーのトップページで震災関連ニュースを流し続けた。 

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