都では調布飛行場の情報提供を進める

東京都は23日、調布飛行場の「航空機離着陸情報提供サービス」をインターネットで開始すると発表した。周辺住民の要望を受け、翌日の離着陸予定回数などを知らせる。

提供する情報は(1)翌日の航空機離着陸予定回数(2)翌日の運用時間外航空機離着陸予定(3)航空機離着陸実績回数。(1)と(2)は調布飛行場のフェイスブックページに原則毎日午後5時以降に掲載する。(2)では時間や飛行目的、運用時間外飛行の理由なども公開する。(3)については週ごとの実績。都港湾局のホームページに、日曜日から土曜日までの実績を翌週月曜日に掲載する。月曜日が祝日の場合は翌日以降となる。

都港湾局によると迅速性を重視し、翌日の予定はフェイスブックで告知することにしたという。(1)と(2)は31日から、(3)については2月5日から公開を開始する。

調布飛行場では2015年7月に同空港を離陸直後の自家用機の墜落事故が発生。現在は島しょ部への定期便と測量などに用いる事業機に利用は限定され、自家用機の利用は中断している。

■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/01/23/01.html

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(了)

リスク対策.com:斯波 祐介