統合型メールサーバー「CyberMail」に2月から構築されるセキュリティ機能のイメージ

サイバーソリューションズは16日、統合型メールサーバー「CyberMail(サイバーメール)」に、標的型攻撃メール対策を強化するため、新たにすり抜けを防ぐクラウド型「サンドボックス」機能を実装したシステムを2月から提供開始することを発表した。

新たに追加する「サンドボックス機能」は、 ランサムウェアのほか、 実行ファイルや PDF、 MS Office ドキュメントに見せかけた高度な脅威に対して、企業ネットワークに侵入する前に クラウド上の仮想領域 (サンドボックス) に隔離し、 数億のサンプルを使ったトレーニングが施された検出効果を発揮できるディープラーニング技術を利用して クラウド上で未知のマルウェア脅威を検出。数分で安全かどうかを確認し適切な対処を行う。

同社では 2016年12月に「Cloud Live Protection機能」を提供開始し、マルウェアのすり抜け率1%まで改善してきた。今回さらに「サンドボックス機能」を追加することにより、すり抜け率はほぼ0%に抑えられるという。

オプションの導入価格は、パッケージ製品が100 アカウント 27万円(税別)から。クラウド型メールサービスが1アカウント月額200円(税別)。クラウド型は6月頃からの実装となる予定。

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https://www.cybersolutions.co.jp/news/20180116/

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(了)

リスク対策.com:峰田 慎二