鳥インフルエンザ発見から30日が経過し、大田区の発見現場から10kmの野鳥監視重点区域は解除された(出典:写真AC)

環境省は5日、東京都大田区で鳥インフルエンザウイルスに感染したオオタカの死がいが発見されたことを受け、発見現場から10km圏内で設定していた野鳥監視重点区域を、同日午前0時をもって解除したと発表した。また全国の鳥インフルエンザ対応レベルを3から2に引き下げた。

環境省は1月5日の大田区での発見から監視を強化していたが、異常がなかったことから死がいの回収日から30日経過をもって野鳥監視重点区域を解除した。これにより現在の高原性鳥インフルエンザの発生は香川県さぬき市のみとなることから、対応レベルも2に引き下げられた。

■ニュースリリースはこちら(東京都ホームページ)
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/02/05/06.html

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(了)

リスク対策.com:斯波 祐介