4枚並べると災害時に危険なことやとるべき行動がわかるようになっている

国土交通省は26日、防災カードゲーム「このつぎなにがおきるかな?」のリリースを発表した。小学生向けに津波と水害があった時の注意やとるべき行動についてイラストを多用したカードゲームで説明。国交省ホームページからダウンロードし印刷して利用できる。

全60枚のカードで、「すいがい」と「つなみ」29枚ずつ、表紙カードと白紙カード1枚ずつで構成。7ならべ、かるた、ババぬきで遊べる。例えば7ならべであれば、4枚のカードを並べたらイラストで起こりうることを3枚で説明し、最後に注意ととるべき行動を簡単な言葉で説明する構成。

国交省によると子どもの想像力を働かせるためイラストで示したという。特に災害時に「自分は大丈夫」という「正常性バイアス」を排除させたい狙いがある。2017年11月には国交省と文部科学省で防災教育に関する通知も出しており、今後もカードゲーム活用などで子どもへの防砂に関する周知を推進する。

■ニュースリリースはこちら
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo06_hh_000081.html

(了)

リスク対策.com:斯波 祐介