イー・ガーディアンは子供向けに見せかけて精神ショックを与える有害動画「エルサゲート」の監視サービスを開始した。(出典:写真AC)

イー・ガーディアンは2月28日、「エルサゲート」と呼ばれる子ども向けに見せかけた危険な動画の監視サービス「エルサゲート パトロール」の提供開始を発表した。子ども向け動画コンテンツを制作する企業向けに、サービスを通じてコンテンツの有害性を事前にチェックできる。

 YouTubeなど動画共有サイトや動画アプリの普及により、 大人だけでなく子どももスマートフォンやタブレットなどで動画を視聴する機会が増えているなか、人気キャラクターが出演し子ども向けと見せかけたコンテンツの中に、キャラクターが暴力を振るう、子どもを虐待する、排せつ行為を繰り返すなどの有害な動画が見られるようになり、日本でも社会問題としてとらえられ始めているという。

新サービスは、プロモーションやサービスとして動画コンテンツを制作する企業を対象に、子ども向けに制作したコンテンツがエルサゲートに該当しないかどうかをオフラインで事前にチェックするもの。長年、動画監視のサービスを提供している同社の強みを生かし、 グーグルの規定に沿いながら、独自の基準を踏まえて子どもがショックを受ける表現が含まれないかを監視する。

費用は要問い合わせ。

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https://www.e-guardian.co.jp/info/2018/0228

(了)

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