三隅代表はトップの普段の備えが万が一の不祥事の際の炎上防止に役立つとした

日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル事件による騒ぎが収まる気配がない。5月23日に行われた前監督と前コーチの記者会見は、司会者である広報職員の高圧的な態度もあり、火に油を注ぎ、非難が増大する結果となった。関東学生アメリカンフットボール連盟は前監督と前コーチの弁明を「虚偽」とばっさり切り捨てている。企業・組織は不祥事にどう備え、いざという時にどう対応すべきか。約200の企業・団体の会員がいるNPO法人・広報駆け込み寺の三隅説夫代表に話を聞いた。

不祥事は災害と同じ「必ず起こる」

三隅氏はまず普段のコミュニケーションとトップの姿勢こそが重要と説く。「組織には人がいる以上、必ずミスが生じ不祥事につながるという意識が絶対に必要。災害がいつか必ず起きると考え、備えるのと同じ。トップが危機管理の重要性を理解し、幹部を中心に全員で危機意識を持つことは大事だ」とした。

コミュニケーションの活性化のため、トップは現場の意見を聞き、社内で何が起こっているのかの把握に努めるべきと三隅氏。特に広報職については「常に社長と顔を合わせられる状態が必要。トップは広報活動が経営機能の重要な役割と認識すべき。役員以上への出世が見込めるような将来有望人物を広報にした方がいいと思う」と重要視する。コミュニケーションについてさらに「悪い情報があがってくると怒るトップもいるが、むしろあげてきた従業員をほめるくらいでないといけない」と評価。今はSNSが発達し、誰もが情報の発信ができる時代。悪い情報を聞くのを嫌悪していると、社長が知らない情報がSNSで社員から発信され、拡散していくなどという事態も起こりかねない。

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