<PR>

衛星携帯より導入しやすい「PHS備蓄キット」

災害時の通信手段として、携帯電話やスマートフォン、衛星電話などが考えられるが、輻そう制御や設備障害などの発生によって、通常と同じようには使えないということが、東日本大震災の教訓としてある。迅速な対応が迫られる災害時こそ、安心して、安定した通信ができることが、人命救助や企業のBCPなどにとって不可欠な要素となる。レスキュープラスでは、東日本大震災の教訓を生かし、災害時の通信対策ツールとして、「PHS備蓄キット」を販売展開し、災害時の通信手段に対する課題や不安の解消に努めている。

東日本大震災では、被災地だけではなく、広い地域で携帯電話が通信不能に陥った。しかし、唯一PHSは、通常とほとんど変わらない通信環境を維持し、ユーザーに安心や的確な情報収集をもたらした。このことで、災害時におけるPHSの強みが再認識されたが、その具体的な理由は意外に知られていない。 

PHSのつながりやすさの秘密は、基地局の圧倒的な多さと、基本的な通信システムの違いにある。いわば、中継局をたくさん設置しなければならなかった弱点を逆手に取り、唯一最大の優位性を手にしたことになる。

「通信を備蓄する」という発想 
PHSは、1つの端末に対して複数の基地局が重なってカバーしているので、1局に集中することがないというのが、災害時でもつながりやすいという優位性の基になっている。 

このPHSを活用して、災害時の通信手段を確保するのがレスキュープラスの「PHS備蓄キット」だ。 

水や食糧と同じように、「備蓄」といっているのは、「非常時における安定した通信」を環境ごと保管しておくという考えから来たもので、一般的な備蓄品同様、いざというときになって初めて役立つという発想に基づいているという。 

したがって、いついかなる時でも同じ状態を保ち、緊急時にはまったく支障なく使用できる性能と機能を保持できていなければならないため、保管ケースや電源対策、周囲環境への対策など、きめこまかな配慮にも怠りがない。また、日常から非日常になったときに、補完的に情報が途切れることを防ぐキットであるため、輻そう制御などが解除されて日常に戻れば、その役目を終え、再び備蓄品として保管しておくことができる。 

水や食糧の備蓄品が命をつなぐのと同じように、PHS備蓄キットは「通信の生命線」をつなぎ続ける使命を担っているといえる。

PHSの優位性を最大限に活用したキット 


PHSの特長として、災害時に効果的なのは消費電力の低さだ。しかも、この「PHS備蓄キット」に搭載されている携帯端末は、一般的なPHSよりさらに機能を限定し、心臓部もオリジナルチップを搭載するといった徹底ぶりで、単4乾電池3本で、3.5時間の連続通話と、350時間の待ち受けを可能にしている。備蓄キットには、乾電池が12本セットしてあるので、14時間の連続通話と、待受時間1400時間が可能になる計算だ。 

衛星電話と違って、常時充電しておく必要がなく、電池を入れ替えるだけで長時間使用できる点は、いざというときの力になる。しかも、携帯電話以上の使い勝手で使用環境も選ばないことから、衛星電話の代替品として新規導入もしやすい。 

また、PHS備蓄キットを企画・監修したレスキューナウ危機管理研究所の市川氏が語る「機能を限定し、部品点数を少なくしたことで、故障率を極限まで低くできたという副次的なメリットを享受しています」という点も見逃せない。 

ただし、乾電池は水などの備蓄品と同様に消費期限があるため、毎年行われる防災訓練などで、食糧などと同じように乾電池の容量確認などをすることを推奨している。

ランニングコスト不要で、費用負担を軽減
「PHS備蓄キット」は、一括買取で6万3000円の価格設定がされている。これには、乾電池やプロテクトケースの他に、5年分の通信基本料が含まれている。さらにPHS同士は24時間無料で通話できるので、訓練はもちろん発災時でも料金を気にせず使用できる。契約事務手数料は無料で、通話の利用をしなければ毎月の使用料金請求も発生しない。しかも、毎年1000円分の無料通話が付与されているので、毎年行われる防災訓練などで試験的に電話をかけても、無料通話以内なら請求の発生もない。 

また、衛星電話にくらべて、導入コストが低く抑えられるだけではなく、導入後のランニングコストが不要なことも「備蓄」には最適で、契約台数が多量になる場合は、リース契約での対応も可能だ。

堅牢なケースで長期の備蓄も安心・安全 
いざというときまで、絶対に壊れない、壊さないという配慮は、プロテクトケースの選定にまで及んでいる。 

一見、安全色を施した、普通の黄色いケースに見えるが、実は米国ペリカン製だ。ペリカンケースは、航空機の精密部品やダイバー用品を保管・運搬するためなどに利用されており、厳しい衝撃振動試験にもパスしている頑丈この上ない一級品だ。耐衝撃性に優れ、自由落下でコンクリートに落下させても、内部の機器が破損したり故障することはない。 

また、機密性が高いため、内部の機器が温度や湿度の影響を受けにくいだけではなく、防塵や防水に対するプロテクトも獲得している。さらに、気圧変化による内部機器への結露を防ぐため、気圧調整弁も装備しており、内部の機器や乾電池に悪影響を与えるような外的要件をシャットアウトすることができる。 

このように、5年もの長期にわたって備蓄されていたとしても、使用に支障をきたさないための細やかな心配りが、いざというときのために万全の保管状態を実現している。

※価格はすべて税抜き表記です

>>>3.11の時なぜ、PHSだけがつながったのか 災害時の通信手段を考える