真空パックで収納も便利




普段は毛布として使用し、緊急時には担架として活用することができる緊急防災毛布。組み立てることなくそのまま担架として使用することができ、救助や運搬に要する時間を大幅に短縮することができる。震災の避難所などで毛布と担架が足りなかったという現場の課題から、開発された。万一の火災発生時にも燃えにくい難燃性と、繊維上の細菌を抑制する制菌性を併せ持つ。素材には、安全性に優れた帝人独自開発のノンハロゲン系防炎剤と制菌加工剤をポリエステル繊維に練り込んだ難燃制菌素材「エースツイン」を使用。 



ドレープ性のある柔らかい生地であるため、折り畳みしやすく、使用する状況に応じて柔軟に使用することがでる。普通の担架では通りにくい狭い階段などでも、容易に曲がることができるのも利点だ。



毛布の周囲には、搬送時に手をかけるための取っ手となる複数の穴が空いており、緊急時には、複数の人が「もうたんか」をしっかり支えながら搬送することができる。また、穴の縁は蓄光素材の糸でかがってあり、停電時などの暗闇でも安全性の確保に役立つ。毛布の裾にある折り返し部分がストッパーとなり、担架で運ばれる人の足をそこに収めることで、搬送中の体勢を安定させることができきる。パッケージは真空パックになっており、コンパクトで収納しやすいため、緊急避難用の備品として適している。サイズは140cm(横)x200cm(縦)で耐重量100キログラム。




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