神達・常総市長(右)、下館河川事務所の里村所長(当時)と一緒にタイムラインイベント

私赤プル、マイタイムラインリーダーになりました!マイタイムラインとは、まだ聞きなれない言葉ですが、台風や大雨の水害、洪水から逃げ遅れを防ぐための避難行動です!

2015年、私の故郷である茨城県常総市の水害の反省から、国土交通省の下館河川事務所が、被害に遭われた常総市の住民の皆さんと取り組んで作成されたものだかんね!

それをファシリテーションするのが、マイタイムラインリーダー。

先日、常総市で行われた、

〜みんなで作ろうマイタイムラインプロジェクト〜
赤プルと作ろうマイ・タイムライン
〜おめーらみんなで逃げきっど!!〜

http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000702534.pdf

というイベントで、タイムラインリーダーをしてくださったのは、常総市の神達岳志市長でしたが、このプロジェクトのリーダーとして携わってくださっていた、下館河川事務所の里村真吾所長(当時)もご一緒してくださいました。

マイタイムラインを、小学生でも簡単に作れるように、何度も推敲を繰り返し開発されたのが「逃げキッド!!」

「逃げキッド」の説明(左)と自宅で確認すべき事項

逃げキッドの名前のキッドという意味には、
1.道具一式
2.子供
3.茨城弁(常総地域)で、「そうしよう」などを→「そうすっど!」となる方言
この3つの意味から成り立ってるらしい!

意味も深いし、全国どこに行っても茨城の常総市発ということがわかるんだから、ちょっとうれしい。他の地域の人には方言はなかなか伝わんないと思うけど。

しかも、逃げキッドは楽しく取り組めるような工夫がたくさんあり、封筒もその一つ。封筒の封は、横にピリピリと破ける、コンビニで売っているチキンの袋のようになってっかんね!

主な備え(左)と、とるべき行動を時系列として並べたもの

開封したら、中に入っている資料と、舞台に映し出される動画を見ながら、自分が避難するとき、どのような行動をとったらいいのか、どのように逃げるかを作成。大まかな行動パターンはすでに作られているので、その行動の順番を決めたら、自分がやらなければならないことを書き入れて、カスタマイズします。

私も作成してみたかんね!家に帰ってから、猫の避難場所を探すのが遅いと考えて、赤字で確保と書き直しました!

こうやって、事前に準備しておいたら、実際に「台風が近づいている」というニュースを見たとき、自分のしなければいけない行動がわかるって、素晴らしいことだと思います!

常総市の水害の時は、4300人も逃げ遅れて、ボートやヘリで救助されてっかんね!常総市では、決壊した土手も繋がって、土手を高く強固なものにする工事が進められてるけど、災害は思わぬ時に未曾有の規模がやってくるものです!

備えが本当に大事だと、先日の大阪北部地震でも学ばせていただきました。事前に防げるはずの悲しいニュース沢山あり、心が痛みます。

参加者一同で記念撮影

いつ来るかわからない震災のために、生命を守る家具固定を!
水害のために、マイタイムラインを!!
避難生活、一時避難のために非常持ち出し袋の準備、自宅待機のために備蓄を!!

何のために何を準備するのかを、意識すると準備の仕方も準備するものも変わって来るかなと思います!

赤プルはこれから防災士として、タイムラインリーダーとして、楽しく皆さんと学び続けていくかんね!

そんでは!

(了)