2015/01/20
C+Bousai vol2
「イザ!カエルキャラバン」は、親子で「楽しみながらしっかり学ぶ防災訓練」を目指した、体験型の防災イベントだ。まず、参加する子どもはいらなくなったおもちゃをイベント会場で「かえっこバンク」に持ちこみ、「カエルポイント」と交換する。カエルポイントをショップに提示すると、ポイント分のおもちゃと交換することができる。ポイントが無くなったり、おもちゃを持ってきていない子どもは「防災ワークショップ」を体験すると新たにポイントが付与される。最後に、貯まったポイントで、人気の高いおもちゃが登場する「オークション」に参加することができる。体験プログラムは紙芝居、バケツリレー、消火器での的当てなどのほか、ジャッキアップ訓練やロープワークなど30種類以上をそろえる。もちろん、イベント内容や場所に合わせてカスタマイズも可能だ。
「カエルキャラバン」のシステムのベースとなった「かえっこバザール」はもともと、福岡在住の美術家で、現在はプラスアーツの副理事長も務める藤浩志氏が2000年に考案したプログラムで、実施される体験コーナーは子どもが地域の高齢者の肩たたきをしてポイントをもらうなど、世代間交流やおもちゃのリユースを目的としたイベントだったという。
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