原子力規制委員会は11日、国の原子力総合防災訓練を関西電力大飯原発(福井県おおい町)と高浜原発(同県高浜町)で8月下旬に行うとした実施計画を了承した。複数の原発の同時事故を想定した訓練は初めて。
 両原発は直線で約13.5キロの距離にあり、同時に事故が起きた場合の対応が課題とされている。 
 訓練は京都府北部を震源とした大地震が起き、大飯、高浜両原発で原子炉に注水ができなくなる事態を想定。同時並行での事故収束作業や、両原発の半径5キロ圏内の住民避難訓練などを行い、事故対策や避難計画の実効性を確認する。(了)