5日は他にもこんな情報が流れていました。気象庁が14時に異例といえる記者会見をしたのです。

気象庁ホームページから

いつも気象庁会見を追いかけてますが、台風や大雪以外の現象で、事後の会見ではなく事前の会見って今までにありましたっけ?しかも、「非常に激しい雨が断続的に降り続き、記録的な大雨となる」とあります。

ウェザーニュースでも5日は「週末にかけて歴史的大雨の恐れ 多発的な土砂災害・河川氾濫に警戒」として、「歴史的大雨」という言葉が使われました。

荒木健太郎さんの5日のTwitterでの発信も前日より切迫しています。

「今回の大雨はいつもと違うと考えて下さい.」「広範囲で大雨になります.」「避難情報等を必ず確認して下さい.命が一番大事です.」という言葉が並んでいます。

5日の段階で、わたしの気持ちはざわざわです。講演が終わり、6日を中止にしたのでそのまま東京に戻ることにしたのですが、東京の空は快晴で、大雨の話はニュースにでてくる程度。地震のような特別報道はありませんでした。

そのため、ウェザーニュースのYouTube配信ライブニュースをずっと見ていました。常時放送しているお天気情報として、これは貴重な情報源でした。この時、中国地方の河川の氾濫の怖れについても報道されていました。


大雨情報・週末にかけて歴史的大雨の恐れ/ 2018.7.5 21:00 ウェザーニュース(出典:Youtube)

そんなわけで、切迫した状況を5日から感じることができたのは、信頼できる気象情報を発信する方をフォローしていたり、お天気情報サイトを常時見ることができる環境だったからです。これは、早期に危険を察知するために大切だと思っています。まわりの人がのんびりしていても、気象に詳しい人たちが同じ情報を発信していたら、ただ事ではないかもと思えますよね。