大阪北部地震から数日後の高槻市。家には多くのブルーシートがかかっていた(撮影:編集部)

6月18日午前7時58分ごろ、高槻市や茨木市などの大阪府北部で震度6弱の地震が発生。犠牲者は4人、負傷者は7府県で428人(7月2日時点)にのぼった。また朝の通勤ラッシュ時に重なったこともあり、国交省によるとJR西日本の在来線で153本、大手私鉄5社で計81本の駅間停車が発生。JR西で閉じ込めの救出が完了したのは発生して5時間が経過した午後2時ごろとなり、運行再開が深夜になった路線では帰宅できない人もいた。また、300件を超えるエレベーターの閉じ込め事案も発生。都市型の首都直下地震として課題を残した。