2013/11/25
防災・危機管理ニュース
認証取得で自社の特長を再確認
音声や通信用のデバイス開発などを手掛ける日本キャステム株式会社(東京都)はこのほど、事業継続マネジメントシステムISO22301の認証を取得した。同社は、独自方式の防災用無線の製造・販売を行っており、それらの機器に対するメンテナンス業務が今回の認証取得範囲。認証機関はBSIグループジャパンで、株式会社アイテクノがコンサルタントを務めた。
11月月15日に行われた認証式において、日本キャステムの青木実代表取締役は、「防災計画は以前から準備していたものの、体系化されているわけではなかったため、継続したほうが良い部分とこれからブラッシュアップしなければならない部分をはっきりさせた。今後も改善を重ねていきたい」とあいさつ。
認証機関とコンサルティング会社の2社の代表者も式典で祝辞を述べた。BSIグループジャパンの西中宏氏は、「熱心な取り組みの結果、非常に短期間での取得となり喜ばしい」とコメント。また、認証取得を先導したアイテクノの打川和男氏は、「もともと非常時想定訓練を行うような熱心な会社であったので、同社がこれまでに培ってきた優れた点を生かすとともに、さらに継続して改善が重ねていけるように努めた」と話した。
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