「テロ対策の保安アドバイス(Counter Terrorism Protective Security Advice)」(scotland.police)http://www.scotland.police.uk/assets/pdf/keep_safe/234532/education-sector

英国国家テロ対策安全局(The National Counter Terrorism Security Office)と警察長協会(Association Of Chief Police Officer)、スコットランド警察(Scotland Police)が2007年(2014年に改訂)に共同で制作した「テロ対策の保安アドバイス(Counter Terrorism Protective Security Advice)」という冊子がある。

2005年の同時多発テロ以降、英国内でテロが相次いだことから、テロリストや犯罪組織が標的にしやすい不特定多数の人々が集まるあらゆる施設で共通に使えるガイドとして出版された。映画館・劇場用、教育機関用、宗教施設用、商業施設用、ホテル・レストラン用、ショッピングセンター用、イベント用、スタジアム・アリーナ用、アトラクション用、など、用途に応じてカスタマイズされている。

2020年の東京大会に向け、大会関係機関だけでなく、民間企業などあらゆる組織が協力してテロ対策にあたれるようにするために、まずは、各組織こうしたガイドに基づき対策を見直してみてはどうだろうか。以下、日本防災教育訓練センター代表理事のサニー神谷氏に、各施設共通となるチェック項目について翻訳と解説をしてもらった。

 

 

                         業務チェックリスト

以下のチェックリストは、不特定多数の人々が集まる施設のオーナー、経営者、管理者、スタッフが、テロ対策計画に従って危険性やリスクを特定する際のガイドです。ただし、このリストは包括的なものではないので、このガイダンスのいくつかの項目が該当しない施設もあるかもしれません。また、いくつかの項目は日本向けにアレンジして記載しました。

チェックリスト記入結果
「いいえ」「不明」と答えた項目については、今後、注意する必要があります。もし、答えが「不明」だった場合、その項目について、確認し直し、その脆弱性に対処している途中なのか、今から対処する必要があるのか明確にしてください。
「いいえ」と答えた質問については、できるだけ早くその問題に対処してください。
「はい」と答えた質問については、定期的に安全ニーズを見直し、セキュリティ対策がそれに見合うようにしてください。
 

 

(了)