【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は11日、中国政府の関与が疑われる米機密の窃取をめぐり、米政府が週内にも関与した複数のハッカーを起訴する見込みだと報じた。関係者への制裁も発表。繰り返される知的財産侵害の試みに、対抗措置を取る。
 米政府高官は同紙に「不正な攻撃によってハイテク分野で米国の覇権を奪おうとする中国の試みへの一斉反撃だ」と語った。対抗措置は複数の政府機関にまたがり、中国のハッキング攻撃の手口の公表も検討している。 
 米中両政府は2015年、サイバー攻撃による企業機密などの窃取を双方が行わないことを確認した。米国は、繰り返される経済スパイ行為の証拠から、中国がこの合意に違反しているとみている。(了)

(ニュース提供元:時事通信社)