【台北時事】18日午後1時(日本時間同2時)ごろ、台湾東部の花蓮を震源とする地震があった。中央気象局によると、震源の深さは18.8キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.1。景勝地の太魯閣(タロコ)渓谷では、観光に来ていたマレーシア人男性が落石で下半身や頭部を負傷し、意識不明の重体。台湾人女性も頭部にけがをした。
 台北と隣接する新北でも15人が負傷した。日本台湾交流協会台北事務所(大使館に相当)によると、日本人が被害に遭ったという情報はない。 
 台北市内でビル2棟が傾いたが、中にいた人は全員が避難して無事だった。揺れが比較的強かった花蓮市内では、百貨店内のガラスが割れたり、駅の水道管が破裂したりする被害があった。新北や台北でも、止まったエレベーターに一時的に人が閉じ込められたほか、百貨店の建物をつなぐ渡り廊下が破損した。高速鉄道や地下鉄が一時ストップするなど交通も混乱した。(了)

(ニュース提供元:時事通信社)